りょくかじだい 緑夏時代

アクセスカウンタ

zoom RSS 正月の思い出

<<   作成日時 : 2009/01/02 14:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

正月を一人で過ごすのは寂しいが、病院の当直医の心境を表現する言葉は見当たらない。

錦糸町時代の逸話だが、未熟児病棟が15床で一般小児が7床を夜勤帯は看護士2名が分担していた。本来なら心強い味方になってくれるべき存在の筈だが、一人は還暦を過ぎた狭心症発作で、もう一人はつわり妊婦で二人とも休憩してしまっていた。元来から赤ちゃんは意識なんかあっても無いようなものだが、呼吸管理している患児を1時間も放置したら死なせてしまうので孤立無援で奮闘した。看護士も顔面蒼白ながら職責を遂行しようと意欲を見せてくれたが、下手に働かせてそっちの面倒も見なくてはならなくなったら更に事態が深刻になることを危惧したのだ。

そんな状態だったので風邪をひいた外来患者を暫く待機させてから診察した。「何時から具合が悪いのか?」と質問すると、母親は「今朝から熱があったが、午前10時からパチンコ屋へ行って午後10時の閉店後に居酒屋へ行き、帰宅したら急に子供の様子が心配になったので急いで来た」と回答したのは深夜2時だった。

このように救急外来を受診する患者の99%は病状が急に悪化したのではなく急に心配になっただけで、こんな阿呆を相手にするくらいなら孤独で寂しい方がまだましだと思った。

以上今回は、正月の思い出を投稿した。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あけまして おめでとう ございます。

今日から仕事初めです。
柳瀬医療診療所・・・このネームがぴったりです。
母親の育児放棄・・・多いですね。
こんな母親をもって生まれた赤ちゃんが可哀想です。

今年もよろしくお願いします。
びよんど
2009/01/06 17:40
母親にとって子供は人質で夫から預かり賃が貰えないと放棄しちゃうんだよね、びよんどさんコメントありがとう。ことよろ。
次席
2009/01/07 15:23

コメントする help

ニックネーム
本 文
正月の思い出 りょくかじだい 緑夏時代/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる